上手に損切りしして儲けよう!

損切りとは?

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損切りとは、

損失が出ている株式や

投資信託などを売却して、

損失を確定することをいいます。


ロスカット」や

ストップロス

と呼ぶこともあります。

 

損切りを行う目的は、

損失を

それ以上大きくしないようにするため

です。


たとえば、

保有株が値下がりして

いつ下げ止まるかわからない場合や、

 

値下がり後に

株価の回復が見込めない場合など、

損失を最小限に抑えるために

損切りを行います。

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投資は

利益が出ることもあれば

損失を出してしまうこともあります。


損失が利益を上回れば

当然トータルでの成績は

マイナスになるので、

 

損切り

投資をする上で

非常に重要なものとなっています。

 

ただ、

「損失が出たら必ず損切り

というわけでもないです。


値下がりがある程度予測できる場合や

株価の回復が見込める場合は

ナンピン買い」

をして値上がりするのを

待つこともあります。

 

なお、

損切りとは反対に、

利益を確定させることを

「利確」や「利食い

といいます。

 

 

損切りのタイミング損切り

損失を確定させるために行うので、

保有株で損失が出ている時に行います。


しかし

明確にいくらになったら損切り

というものはありません。

 

数千円の損失で

損切りする人もいれば、

 

数十万円まで耐えて

損切りする人もいます。

 

 

ただ、

実際は

 

「株価が回復するかもしれない」

「少し株価が戻ったら損切りしよう」

 

という考えなども出てしまい、

損切りできない人のほうが多いです。

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そうなると

結局損切りができず

「損失が広がってしまった」

「塩漬け状態になってしまった」

ということになります。

 

感情に振り回されないのが

一番いいですが、

相場には慣れもありますから

株初心者の方にとっては

簡単なことではありません。

 

なので

うまく損切りができない場合は、

損切りのルールを設定して

機械的損切りをしていくのも

ひとつの手段だと思います。

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損切りのルール
損切りのルールを設定するときは、

自分に合ったルール

を作るようにしましょう。

 

よく

「○○%下落したら損切り

というように言われたりもしますが、

 

人によって

投資手法や資金力による違いも

ありますから

 

一概に「○○%」

と言い切ることはできません。

 

たとえば、

「10%下落したら損切り

というルールで

「とある銘柄に100万円」

を投資した場合、

 

実際に損切りすると

損失額は10万円となります。


ですが、

同じ10万円でも

「10万円も損失を出してしまった」

と思う人もいれば、

 

「10万円で損失を抑えることができた」

と思う人もいます。

 

なので

損切りルールを作るときは

自分が許容できる範囲内

でルール設定をします。

 

また、

無理にパーセンテージで

決める必要はありません。


「○○%」と決めてしまうと

投資金額によって

損失額は大きく変わってしまうので、

 

「損失5万円で損切り

といったように

金額ベースで決まるのも良いでしょう。

 

どのようにルールを決めるにしても、

そのルールをしっかり守ることが

大切です。


途中で損切りラインを下げたりすると

ルールを決めた意味が無くなってしまうので

注意しましょう。

 

損切り貧乏にならないためには?
損切り貧乏とは、

損切りを繰り返しているうちに

資金がどんどん減ってしまう状態

のことです。

 

損切り

損失を大きくしないために行いますが、

「塵も積もれば山となる」

ということわざがあるように、

 

最小限の損失でも

繰り返し行なっていれば

大きな損失となってしまいます。


損切りできない人は投資では勝てない」

と言われるほど損切りは重要なものですが、

それ以上の利益を出さなければ

結局はマイナス収支で

損切り貧乏」となってしまいます。

 

損切り貧乏になってしまう原因は

色々とありますが、

その中に「損切りのタイミング」もあります。

 

損切りのタイミングというのは

2つのパターンがあります。

 

損切りのタイミングが遅くて

一回あたりの損失が大きい人


損切りのタイミングが早すぎて

一回あたりの損失が小さい人

 

前者の場合、

利益を出しても

一回の損切り

相殺されてしまうこともあります。


勝率が5割以上ある場合でも、

利益率が小さく

損失率が大きいと

結果としてマイナス収支となってしまいます。

 

後者の場合、

一回の損失は小さいですが、

繰り返し同じことをして

最終的に大きな損失になることもあります。


また、

損切りが早すぎると

利益を得られるチャンスを

逃してしまうこともあります。

 

株価は

上下しながら上昇していくものなので

一時的に損失を抱えてしまう状態は

よく見られます。


ですが、

そのときに焦って直ぐに損切りしてしまうと、

その後の上昇に乗ることができなかったり、

繰り返し損切りしていると

大きな損失になってしまいます。

 

損切りのタイミングは

人それぞれなので正解はありませんが、

もしも

損切り貧乏の状態であるのなら

損切りルールを見直すのが良いでしょう。

 

また、

損切りラインは適切であっても、

そもそも利益を出せていないケースもあります。


この場合は

銘柄を選ぶ基準や買うタイミングが

間違っていることもあるので、

そのあたりを見直すのも良いでしょう。

 

損切りする

メリットは

 

損失を大きくしないで済む

損切りするとその時点で損失が確定しまが

その後で株価がいくら下がっても、

損失が膨らむ心配はありません。


資金効率がアップする
投資すると

その分の資金は

拘束されてしまいますが

 

その分の資金が自由になるので、

他の銘柄に投資したり

できるようになります。

 

 

損切り上手くなって最後に勝とう!